この記事では、実際に編集部が神奈川県川崎市宮前区から横浜市都筑区までドライブしたルートをご紹介して、ペーパードライバーが運転するときのポイントや注意点を解説します!

住宅街から幹線道路、そして大型商業施設の駐車場まで、運転の不安を一つひとつ解消するためのヒントが満載です。

今回の運転ルート

鷺沼駅周辺~ケヤキ通り~すみれが丘駅入口交差点~都筑区 区役所通り~港北 TOKYU S.C.

鷺沼駅周辺(川崎市宮前区)の住宅街から運転スタート!

日曜の午後に鷺沼駅周辺を出発!
今回は住宅街のルートを選びましたが、狭い道はなく、落ち着いて運転ができました。

住宅街で練習できること

  • 信号のない交差点の走行:一時停止や左右の確認を徹底します。
  • 危険予測:駐車車両の陰からの飛び出しや、路地からの人・自転車の出現を予測して運転します。
  • 右左折:周囲の状況に配慮した丁寧なハンドル操作や巻き込みの確認
  • 指定方向外進行禁止、最高速度など、標識の確認

渋滞する横浜市都筑区「ケヤキ通り」をペーパードライバーが運転するときのポイント

渋滞のケヤキ通り

横浜市都筑区のケヤキ通りは片側一車線のため、走行した日曜日は若干渋滞していました。

渋滞を運転するときの注意点

渋滞すると、前の車との距離が詰まりがちですが、焦りは禁物です。

車間距離の確保

安全な車間距離を保ちましょう。目安は「前の車の後輪タイヤ」が見えるくらい。これで、車1台分程度のスペースを確保できます。前車が動けなくなった際にもハンドルを切って避けられる車間距離です。

後方確認

停車するときは、ルームミラーで後続車の動きを確認して、後続車が追突してくる可能性を頭に入れておきましょう。

交通量の多い「区役所通り」をペーパードライバーが運転するときのポイント

3車線の幹線道路

すみれが丘駅入口交差点を渡ると、片側2~3車線の区役所通りに入ります。

このエリアは、都筑区役所や都筑警察署、横浜市歴史博物館、都筑中央公園といった公共施設や、商業施設などが集中する、交通量の多い幹線道路です。

幹線道路を走るのは緊張しますが、区役所通りは直線道路が多く、歩道も整備されているため運転しやすかったです。

幹線道路で練習できること

  • 車線変更の練習:周囲の車両との速度や距離感を掴みながら、安全な車線変更を練習します。
  • 右折・左折、停止・発進の練習:交通量の多い中で、タイミングを合わせて操作します。
  • 実践的な交通環境に慣れる:バスやトラックなどの大型車を含む多様な車両が行き交う中で、実践的な練習ができます。

幹線道路を運転するときの注意点

特に右折時は、対向車線からの直進車や歩行者・自転車に注意しましょう。バス停での停車や、商業施設への出入りする車も多いので、安全な車間距離を取って、予期せぬ動きに備える必要があります。

港北 TOKYU S.C.(横浜市都筑区)の自走式駐車場に停めるときの注意点

港北 TOKYU S.C.駐車場

今回の最終目的地である港北 TOKYU S.C.は、横浜市営地下鉄「センター南駅」前にある、 大型ショッピングセンターです。

日曜の昼ということもあり、満車のプラカードを持った警備員さんの姿が。5分程度並び、駐車場内に入ることができました。

この時間帯は次々と後続車が来るので、ゆっくり駐車の練習というわけにはいきません。これから駐車の練習を始める超初心者のペーパードライバーは、比較的空いている平日や夕方の時間帯を選ぶのがオススメです。

日曜19時ごろの駐車場は結構空きがありました

自走式立体式駐車場の注意点

ペーパードライバーには難易度高めの自走式立体駐車場。圧迫感があるし、山道のようにぐるぐる回って上の階へと上るので、いつもと違う環境にドキドキしていまいます。 

上り坂

上り坂では、クリープ現象だけでは力が足りず、後退してしまうこともあります。ブレーキから足を離すと同時に、じんわりとアクセルを踏んで発進します。

下り坂

長い下り坂では、フットブレーキだけだとブレーキが効きにくくなる(フェード現象/ベーパーロック現象)恐れがあります。シフトレバーを「S(スポーツ)」「L(ロー)」に変えると坂道に適した走りになることも覚えておきましょう。

カーブ

立体駐車場は、一般道に比べて道幅が狭く、カーブも急なことが多いです。必ず徐行して、いつでも止まれる速度で運転しましょう。

港北 TOKYU S.C.
所在地:〒224-0032 横浜市都筑区茅ケ崎中央5番1号
駐車場:自走式立体駐車場(約830台収容)

夜間の運転でペーパードライバーが注意することは?

映画を観て、ショッピングを楽しんだら、帰宅の時間には日が暮れていました。夜間の運転は視界が悪くなるので、少し緊張しますよね。

夜間走行の注意点

視認性の低下と危険予測

歩行者、自転車はかなり見えにくくなります。「かもしれない運転」を心がけましょう。

ヘッドライトの適切な使用

対向車がきたときは、ロービームに切り替えて、相手の眩惑を防ぎましょう。

眩惑時の対応

対向車のライトが眩しいときは、直接ライトを見つめるのではなく、進行方向の道路左端や白線に視線を移しましょう。通り過ぎるまで安全な速度で慎重に運転することが大切です。

1人で運転するのが不安な方は、ペーパードライバー講習がおすすめ!

「免許を取ってから運転する機会がなかった」
「ブランクが長くて怖い」
「一人で練習しても上達しなかった」

こんな方はペーパードライバー講習でプロの指導を受けるのもおすすめです。

出張型ペーパードライバー講習は、希望の場所までお迎えにきてくれるので、通学の時間もかからずラクラク!

練習には、教習車または補助ブレーキを取り付けたマイカーを使います。助手席に指導員が同乗して、必要な場面で補助ブレーキを使い運転をサポートしてくれるから安心。

練習しながら、自分の運転技術や知識のレベルに合わせてアドバイスをしてくれるので、上達も早いんです!

プロの指導を受けて、運転の楽しさを再発見しましょう。