こんにちは!ペーパードライバー歴5年の前沢です。
ペーパードライバーだって運転がしたい!!でも一人で練習するなんて怖すぎ!無理!!ということで、自動車学校の「ペーパードライバー教習」を体験することに。
新小岩にある教習所「新小岩自動車学校」さんにお世話になり、約1時間の校内教習で運転感覚を思い出しました。※ペーパードライバー教習体験~校内編~
そして、いよいよペーパードライバー教習も後半!いざ戦場(路上)へ…!
<登場人物>
前沢:筋金入りのペーパードライバー。自分が運転しないだけでなく、そもそも車自体に全然乗ってない。
安元教官:新小岩自動車学校のイケメン教官。不安だらけの運転初心者にも、優しくアドバイスしてくれる人気の教官。
路上教習スタート!
いよいよ路上へ繰り出します。
ペーパー前沢がかつて通った自動車学校は山形県。ひろ~い道をの~んびり運転できたので奇跡的に卒業検定も合格できましたが、ここはニッポンの首都「東京」、勝手が違います。なんてったって道も狭けりゃ交通量も多い!おまけに都会の喧騒に慣れ親しんだ大人たちがビュンビュン飛ばす、荒くれ者たちのシティロード!(※イメージです)
とはいっても、普段の暮らしに近い環境で運転できなければいつまでもペーパードライバーを卒業できないので、路上教習は必須です。
いきなり路上にでるのが怖い!というペーパードライバーの方も、自動車学校の校内で練習した後に、路上に出てみるのをオススメしますよ!
見通しの悪い交差点!一時停止後も少しずつ前進して確認しよう
教官に進路の指示を受けながら、路上を走ります。
教習所内のシンプルなコースとは違い、街路樹のせいで見通しの悪い交差点や自転車の往来が多い住宅街など、ペーパードライバーをビビらせる要素満載!
安元教官:
(見通しの悪い交差点にて)一時停止の標識があるので、停止線で止まったらしっかり安全確認をしましょう。右から車が来るので、「わたしもいるよ~」ってことをアピールしながら、じわじわと進んで…もう一回左右と巻き込みを確認してから曲がりましょう。カーブミラーも活用してくださいね。
前沢:
(怖すぎ)ブルブル…。わたしはここにいるよ~~。気づいて~お願い。
校内のコースで練習した「障害物(=トラック)」に遭遇!普段の生活でも絶対に出会うであろう、あるあるな状況だよなあ~。ふむふむ、対向車は無いのでスムーズによけられそう…。運転席のドアがいきなり開いても大丈夫なように、十分に距離をとって追い越せば大丈夫なはず!
大通りの交差点を右折!
多くの運転初心者が苦手意識を持っているであろう「交差点の右折」にチャレンジ。
交差点のどこまで進入していいのかわからないし、対向車がなかなか途切れない…なかなか曲がれなくて焦る…!これが大都会の道…恐怖しかない!
安元教官:
対向直進車に隠れた自転車とかいるので注意が必要です。背後から来ることもあるので、右ミラーを見て安全確認してくださいね。
交差点の中心まで進んで、いつでも曲がれる準備をしておきます。じりじり進んで、対向車の陰からでてくる人がいないかを確認してから曲がりましょう~。
前沢:
ブルブル…。交差点の真ん中にいるのが怖い…。
車の陰から出てくる自転車も無し!満を持して、今こそハンドルを切る…!
なんとか右折できたっぽい!
次は、右折だけでなく、左折も練習。校内教習で習ったとおりに、交差点の手前で左合図を出して、ミラーと目視で巻き込みを確認!
校内で何度も右左折の練習をしたけど、やっぱり路上はライブ感が違います。校内では基本的な操作で運転感覚をつかんで、路上では危険予測や運転の判断力が養われる気がする!
制限速度に注意!ビビって車の流れを壊さないように
路上教習で気を付けなければいけないのが、制限速度。
制限速度以下で走ってれば安全か?というと、そういうわけでは無いらしい…。他の車が作る“流れ”があるので、ゆっくり走れば流れを壊してしまって逆に危険なんだとか。
前沢:
速度を保つのって結構難しいですね。
安元教官:
そうですね、今は「踏んで」「ゆるめて」「踏んで」「ゆるめて」…を繰り返しちゃってるので一定にならないんです。アクセルをゆるめると徐々に減速していきますが、“落ちるスピードを補うくらい”の感覚で調節してあげればスピードを一定に保てると思いますよ。
前沢:
なるほど…。「スピード出しすぎたー!」「やばい遅くなりすぎたー!」って踏んだり離したりしてました。
緊急事態!救急車が来た~~
安元教官:
あ、タイムリーな状況ですよ。左合図を出して、いったん左に車を停めてもらえますか?後ろから救急車が来ているので。
前沢:
えええ~こんなことあります?しかも全然気が付かなかった…。
救急車に道を譲ることは学科で習ってさすがに覚えていたけど、実際に出くわしたのは初!自分一人でこの状況になったら焦っただろうなあ~。
車線変更をしてみる
ようやく路上運転に慣れてきたところで、意外と難しい「車線変更」に挑戦。
次々と車が来るから、いつ入ればいいのかわからないし、後ろからクラクションなんか鳴らされれば一瞬で涙目…!いったいどうやって入ればいいんですか!?
安元教官:
車線変更は車の流れの中で行うので、スピードは隣を走る車と同じくらいで。スピードをゆるめると、隣の車の方が速度が速いから、どんどん先に行っちゃって入れなくなってしまいます。
前沢:
はい…。こんなに車が続いているのに、入れてもらえるんだろうか…。
変更方向へ合図を出して、ミラーで後方を確認。ハンドルを切りすぎないように、前の車についていく感じで…スピードはそのまま…自然に…何食わぬ顔で…スイーっと…。
前沢:
ふぃーーーー。後ろの軽自動車が入れてくれた、ありがとう…!
路上教習終盤!出発地点の教習所へ戻ります
教習所へ戻るために、交通量の多い大通りから路地へ進みます。
大通りに比べると車は少ないけど歩行者や自転車の往来は結構あるし、宅配のトラックが止まってたり…。車の陰から子供が飛び出してくる!なんてベタな状況に遭遇しそうで怖い。
進もうとした道に停車車両とおばあちゃんが!!道幅が狭くてすれ違えないので、いったんバックして進路変更することに。これも普段の生活エリア内で運転するなら必ず出くわす状況だよなあ…。
入り組んだ住宅街では、右に曲がったり左に曲がったり進路変更がとにかく多い!細かなウインカーの切り替えとか、ミラーや目視での危険回避・危険予測の練習になるぞ。
なんやかんやで教習所に帰還!
はああ~~何事もなく帰ってこれた~!ひと安心!
ペーパードライバー教習終了!振り返り
路上教習を終えて、ペーパードライバー教習はすべて終了!
お世話になった教官の安元さんと1日を簡単に振り返って、今後の課題を教えてもらいます。
安元教官:
久しぶりに運転してみてどうでしたか?
前沢:
はい!非常に怖かったです!!
安元教官:
(笑) でも、教習をし始めた最初に比べると路上から教習所に戻ってきたときには結構スイスイ運転できてましたよ。運転操作に関しては、5年前に運転したスキルがさび付いてるんで、それを振り落としてもらえれば全然問題ないと思います。
前沢:
(この人、どこまでも優しいな…)ありがとうございます~!
安元教官:
だけど、運転操作ができただけではダメなんですよね。路上に出れば歩行者や他の車がいるので、そういう中での状況判断が問われてきます。これに関しては、やっぱりある程度は場数を踏んで慣れる必要がありますね。
ペーパードライバーを卒業するためには、教習後も最初のうちは運転経験のあるひとを助手席にのせて運転するのが良いと思います。自分一人ではすごく視野が狭くなっているので、見えてないところを指摘されながら経験を積むのが大切ですよ。
前沢:
ふむふむ、やっぱり継続して運転して慣れないとダメですよね。わかりました!ありがとうございます。
まとめ:ペーパードライバー教習の効果はいかに…?
路上教習の内容はこんな感じ。
- 住宅街など狭い道、見通しの悪い交差点での危険予測
- 交通量の多い交差点での右左折
- 平坦な道、坂道でのアクセルとブレーキの調整、スピードを一定に保つ
- 道路標識のおさらい
- 車線変更
今回体験したペーパードライバー教習は、1日2時間(2コマ)のコース。
1時間は自動車学校の中で、車の基本操作を学びながら運転の感覚を取り戻しました。そしてもう1時間の路上教習では、危険予測や状況判断といった日常の中で必要なスキルを実践練習!
2時間という短時間のペーパードライバー教習でしたが、「忘れていた運転感覚を取り戻す」「運転に対する恐怖心を払拭する」という効果を感じられました…!しかも教官がその場で問題点を指摘して、できていない理由を解説してくれるので身に着くのが早い気がする!
もちろん、継続して車に乗って運転に慣れる必要はありますが、年単位で車を運転していない…という人がペーパー卒業するきっかけになるはず!
「基礎からがっつり教えてほしい!」「車庫入れを練習したい!」など苦手なことを相談しながら練習内容を考えてくれるところも、プロに教習を受けるメリットですね!
<今回お世話になった自動車学校>
新小岩自動車学校
所在地:東京都葛飾区奥戸4-2-1
アクセス:JR総武線新小岩駅から送迎バスで約10分(亀有駅、青砥駅、金町駅からも送迎あり)
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