「ペーパードライバーだから運転できない」と、言いだせない……。
こんな状況になってしまった方はいませんか?
- 仕事で突然必要になった
- 帰省中いきなり運転を頼まれた
- >仲良しグループのドライブで運転担当の子が急に来れなくなった
- 子どもが熱を出したので病院まで車で行くことになった
この記事ではペーパードライバーがいきなり運転する前に、
・オススメの練習方法
・最低限チェックしておきたいポイント
・高速道路の走り方
・ペーパードライバースクールの紹介
・「企業向け」安全運転研修の紹介
など、目を通しておいていただきたいことをまとめてみました。
そもそも、いきなり運転するは大丈夫なの?
大変キケンです。
「いきなり運転することになった」のだから、時間はあまりないかもしれません。しかし、ペーパードライバーが、ぶっつけ本番で運転するのはあまりにもキケン。
「何かあってからでは遅い」ので、時間を捻出して、しっかり運転できるようにしておきましょう。
ペーパードライバーが運転を練習する方法
1. 家族や友人にお願いする
2. ペーパードライバー講習を受ける
3. 自力で練習する
「1」家族や友人にお願いする
メリットは何と言ってもお金がかからないこと!しかし、同乗してくれる家族や友人は教習のプロではないので、教えるための説明がうまく伝わらなくて、お互いにヤキモキしてしまうことも…。
「2」ペーパードライバー講習を受ける
プロの指導員にペーパードライバー講習をお願いすることのメリットは、安全に、効率よく上達ができること。有料ですが、友人や家族に同乗をお願いしなくても良いので、運転に全く自信がなくても安心して練習ができます。
「3」自力で練習する
メリットは、誰にも頼らずに練習ができること。しかし、自分だけで練習するのは効率が悪くキケン。下手をすれば、練習中に事故になりかねません。車にキズをつけるだけならまだしも、誰かを傷つけてしまう可能性があります。
オススメはずばり「1」か「2」!
誰かに見てもらうこと、教えてもらうことが一番の上達方法です。
いきなり車道で運転する前に、>ペーパードライバー講習を受けよう
- 免許を取ってから一度も運転していない
- 最後に運転してから10年以上経っている
- アクセル・ブレーキの位置、ミラーの調整の仕方など基本的な操作も忘れてしまった
という人は「特に」プロに教えてもらうのがオススメ。
プロのインストラクターが助手席に座った状態で、基本的な運転操作からマンツーマンで教えてもらえます。
体験プランなら、安いところだと2時間で12,000円くらいから受けられるので、右も左も分からない……。という人はお試し講習を一回受けてみるだけでも安心感が違います。
ペーパードライバー講習を探してみよう!
※ペーパードライバー講習を実施してる自動車教習所や、出張スクールをご紹介します。
出張エリアや値段などから、自分に合うスクールを見つけましょう。
ペーパードライバーがいきなり運転する前に最低限チェックすること
★運転前のチェック項目
- 片手でハンドルの上を押さえて、肘が少し曲がるか
- 右足でブレーキを強く踏み込めるか
- ハンドルを握ったときに背中とおしりがシートにぴったり密着しているか
- シフトレバーがらくに操作できるか
まず座席を調整しよう
車の運転席は前後、上下に動かせて、それぞれのドライバーに合った理想的な運転姿勢をとれるように設計されています。
実家の車や、レンタカーは座席が自分に合っていない場合が多くあります。
まず運転席に座ったらアクセスを踏む前に以下のチェック項目にならって、座席を調整してみてください。
座席に深く腰掛けず、前のめりに身を乗り出した運転は無駄に力が入ってしまってハンドル操作がぶれる原因になります。
自分に合った座席で運転していないとハンドル操作が遅れたり、視界が悪くなったり、もしもの時にブレーキが思い切り踏み込めなかったり…危険です。
必ずピッタリの位置に調整しましょう!
ルームミラーとドアミラーを調整しよう
こちらも座席の調整と合わせて忘れてはいけない重要事項です。
(私はよく忘れてしまって、発進してから後ろが見えなくてアワアワしてしまいます…)
ルームミラーもドアミラーも、後ろの道路状況を確認するために自分が見える角度に調整しなくてはいけません。
体を起こして調整すると、運転姿勢の時には見え方が違ってきてしまうので注意!
必ず正しい座席位置にシートを調整した後、運転席にしっかり座った状態でミラーも調整しましょう。
ペーパードライバーがいきなり高速を運転する時は合流に注意
高速走行が怖い、苦手というペーパードライバーは少なくありません。
高速は合流さえ気を付けていれば歩行者も信号もなく、むしろ運転のしやすい道です。
1. 本線の流れと同等まで車を加速
2. どの車の後ろに入るかを決める
「1」本線の流れと真で同等まで車を加速
高速の合流は、車をきちんと加速させるのがポイント!怖がって減速させるのは逆効果で、後続車にも迷惑が掛かって危険です。
「2」どの車の後ろに入るかを決める
「どこに入れてもらえばいいか分からないどうしよう~」とぐずぐず減速すると、スピードの速い高速にはいつまでも入ることができません。
「自分はこの車の後ろに入るぞ!」と狙いを定めて、周りにアピールしながら合流しましょう。ウインカーを出すことを忘れずに!
>>ペーパードライバーが高速を走るときの5つのチェックポイント
難しそうなら、プロに高速道路の走行方法を教えてもらいましょう!
高速のみのスポット教習もOK!自分に合わせた練習方法で効率よい上達を目指しましょう!
ペーパードライバーがいきなり運転して事故にあわないための「見る・見せる」運転
必ず!自分の目で見てから行動しよう
住宅街のような人も車も自転車も多い道では、「必ず見てから行動する」ことを意識した運転が重要です。
道に車やバスが停まっていたら、その陰から人が飛び出してこないか確認できるまで、減速しながら進みましょう。
左折をするときは、左後ろからバイクや自転車が通り抜けてきていないか確認してから左折しましょう。
自分で「見る」まで油断しない!
小さな子どもなどは、周りが見えなくなると赤信号でも平気で飛び出してきます。
そんな時に信号が青だからと信号だけを見て進むと事故につながってしまいます。
信号や標識だけではなく、目の前の道やカーブミラーなどありとあらゆるものに注意を向けながら、自分の目で見る運転を心がけましょう。
「見る」だけでなく「見せる」運転を心がけよう
見せる運転というのは、自分の車の存在を周りの車に知らせるということです。
車同士は、お互いの車がどう動くのか予想しながら走行しています。
ウインカーを出さずにいきなり右折する、暗くなってもライトをつけずに走行する…他の車が予想もしていなかった急な行動に出るときに、事故は発生します。これは歩行者対車でも、車対車でも同じです。
ペーパードライバーや運転初心者にありがちな、急ブレーキ、急発進はほかの車をびっくりさせてしまうので控えましょう。
ウインカーは3秒前からつける、信号で止まるときは徐々に減速するなど、これから自分が曲がろうとしているのか、止まろうとしているのか、その意思をはっきりほかの車にアピールしてください。
ペーパードライバーの事故率は「高い」
ペーパードライバーが運転をするタイミングはどんな時でしょうか。
「連休や週末に車で出かける」時
混雑していたり、渋滞している、ただでさえ走りにくい道を、緊張しながら走ることになります。
「仕事で使うことになった」時
お仕事によっては長距離運転や、誰かを乗せた運転をしなければならないことも。
実は、「緊張しながら運転している時」に事故は起こりやすいのです。
車を壊したり、誰かをキズつけたり、他の車にぶつけてしまったり、最悪の場合、自分や他人の命にも関わります。
そうならないためにも、ペーパードライバーの方はしっかりと運転を練習しておきましょう。
自分ひとりで練習しても良いですが、自信を持って運転できるようになるまで時間がかかる場合は、ペーパードライバー講習できちんと教えてもらうのがオススメです。
いきなり運転しないといけないペーパードライバーの皆さまへ。
何年も運転していないペーパードライバーの状態からいきなり運転するようなケースは避けたいもの。理由は何と言っても「危ない」から。
運転する日まで1週間でもタイムリミットがあるようなら、近くのペーパードライバー講習を受講すると、当日落ち着いてハンドルを握れますよ。
もちろん、信頼できる友人や家族にお願いするのも◎!
もし急に運転しなければならない用事が入ってしまった際は、焦らずに肩の力を抜いてリラックスした運転を心がけましょう。
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