運転下手改善

せっかく免許を取ったのに、運転が下手だと落ち込むし、つらいですよね。

ただやみくもに練習するよりも、運転のポイントを押さえて練習した方が上達のスピードは上がります。

少しでも運転が上手くなりたい、コンプレックスを解消したい人のために、上達のコツをご紹介します。

運転下手すぎて辛い…。コンプレックスを改善するコツ

運転下手な人の悩みあるあるが、

「とにかく怖いから運転ができない」というメンタルについての悩みと、「車庫入れや狭い道でぶつかりそうになる」といった運転感覚についての悩み。

2つに分けて解説します。

怖い気持ちを克服する方法

 

運転への恐怖心

走り出す前に準備する

まず大切なのは、時間に余裕を持つこと。時間があると心にも余裕ができます。

運転席に座ったら、シート、ハンドル、ミラーの位置を自分の体に合わせて調整しましょう。

初めて行く場所なら、交通網が複雑な場所や一方通行の場所などをあらかじめ確認しておくと慌てません。

運転が上手い人に同乗してもらう

 一人でクルマを運転するのは最初は誰でも怖いもの。隣に人がいるだけで安心できます。

いざとなったら運転を代わってもらえばいいので、気持ちを楽にして運転しましょう。会話をすると緊張もほぐれますよ。

何回も運転して経験を積む

大きな交差点や細い道、高速道路の合流なども、
何回も運転して成功体験を重ねると怖い気持ちが徐々に薄れていきます。

運転中に見つけたカフェや道の駅で美味しいものを食べたり買い物をしたりして「怖い」がら「楽しい」思い出に変えていきましょう!

運転感覚を身に付ける方法

 

クルマの駐車

上手い人の特徴を知って真似する

運転が上手い人の真似をするのが、上達の近道です。

目線は?タイミングは?など、どんな時にどんな運転をしているのかチェック。

自分の運転との違いを分析することで上達に近づけます。

男女で差が出る?車両感覚をつかむ

車両感覚とは、クルマの前後左右の距離感のこと。

一般的には男性の方が女性に比べて空間認知能力が高いと言われています。女性はそもそも物体の位置や方向を3次元で把握するのが苦手というわけです。

車両感覚をつかむためには、ベストな位置にクルマを停車したら、運転席から見た停止線・白線の位置を覚えます。
そして一度移動し、再び同じ位置になるよう停車したら、外に出て停車位置を確認し、繰り返しベストな位置に停める練習をします。

クルマの幅や長さが感覚的に分かってくると、車庫入れや縦列駐車、狭い道での対向車とのすれ違いなどの苦手意識が少なくなりますよ。

自動車の内輪差外輪差を理解する

クルマが右左折するときの内側の前輪と後輪の軌道の差を、内輪差といいます。後輪が前輪より内側を通過します。

一方外側の前輪と後輪の軌道の差が、外輪差。バックで右左折するときに生じやすく、前輪が後輪よりも外側を移動します。

このようなタイヤの軌道を知っておくと、危険を防ぐことができ、駐車もラクになりますよ。

ここが違う!運転下手な人と上手い人の特徴とは?

運転下手な人と上手い人の違いには、上達へのヒントが隠されています。

運転が下手な人の特徴と、下手な理由

 

運転の悩み

苦手意識・恐怖心が強い

運転下手な人は、とにかく運転することが怖いと感じている人が多いようです。「事故を起こすかも」「上手く運転できないかも」との不安から、運転をする前から緊張してしまうことも。

運転上達には練習の積み重ねが必須です。恐怖が邪魔をして運転から遠ざかっていませんか?少しずつ運転することに慣れて、緊張感とうまく付き合っていきましょう。

運転下手な人は運動神経が悪い?

運動神経と運転の能力は関係ないといわれています。

運動神経が悪いからクルマの運転も苦手だと思い込むのはもったいない!へこむ必要はないです。自信を持って運転しましょう。

運転下手な人は頭が悪い?

運転が下手な人は頭が悪いなんてことはありません

周囲が「この人運転下手だな」と思うのは、急ブレーキや急発進、ぶつかりそうになるなど、運転に恐怖を感じるとき。

落ち着いて丁寧に、マナーを守って運転することが重要です。

運転が上手い人の特徴は?

 

運転上手

視野が広い

歩行者やバイク、対向車など走行中は気をつける点がいっぱい。

運転が上手い人は、目の前の道路だけを見るのではなく、遠方も見渡しています。目視だけでなくルームミラーやサイドミラーを使って、後ろも左右も積極的に情報収集。

1つ前のクルマや離れた歩行者を見て「もうすぐ停車するかも」「歩道を渡るかも」と予測しながら運転するので、急ブレーキ・急発進が少ないのです。

ブレーキ操作

運転上手な人はブレーキをじんわり、ゆっくり踏んでいるから、停車するときガクン!とする衝撃がありません。

ブレーキを踏んだ足を少し踏み戻すと、滑らかに停止することができます。

合図のタイミング

右左折時は30メートル手前、車線変更時は3秒前にウインカーで合図するのが適切なタイミングといわれています。

急な合図が危険なのはもちろん、早すぎてもいつ曲がるのか分からず周囲は困惑してしまいますよね。

マナーを守って、おもいやりのある運転を

歩行者や他のクルマに気を配りながらも流れを乱さない運転は、乗っていて居心地がいいものです。

前のクルマと一定の距離を保ち、むやみな車線変更や無理な割り込みはしないのがマナーです。

運転が上手くなりたい!教習所の講習と自主練習どちらがいいの?

ペーパードライバー講習

自主練習の良さは、時間やお金に縛られずに自由に練習できること。最初は運転が上手い人に同乗してもらうと緊張も和らぎます。

教習所では、運転が苦手な人のためのペーパードライバー講習を行っています。
教習所内で練習できるので、公道に出るのが不安な人にぴったり。
交通ルールや標識など今さら聞けない基本的なことから教えてもらえ、質問にも的確に答えてくれるので、自主練習に比べて上達のスピードも上がります。

マイカーやよく利用する道で練習したい場合は、出張型ペーパードライバースクールもおすすめ。
自宅や最寄り駅など希望の場所まで出張教習してくれます。
インストラクターが助手席から補助ブレーキを使ってサポートするので、怖さも半減。
生活圏で実践的な練習をしながら、運転のコツについてアドバイスがもらえます。

教習所の講習にも自主練習にもそれぞれメリットがあります。ペーパードライバー講習と自主練習を組み合わせて効率よく練習してみては?

運転下手克服までの期間は?何回練習すればいい?

運転に慣れるまで2~3ヶ月程度は必要です。
毎日数十分でも運転すると、より早く運転下手のコンプレックスを解消することができますよ。

ペーパードライバー講習を利用する場合は、決まったルートや苦手な部分だけを練習するなら、1日2~3時間の講習を1~3回受けてみましょう。
駐車や高速道路の練習も含めると1日2~3時間の講習を2~5回が目安です。

初心者マーク(ステッカー)を付けて練習するのは違反になる?

初心者マーク(ステッカー)

免許を取って1年以上経っているけど、不安だから初心者マークを付けたいという人は多いのでは?

実はペーパードライバーがステッカーを付けて運転しても、法律上の問題はありません

自主練習のときは、ステッカーで運転に自信がないことをアピール!周囲のクルマが距離を取ってくれる有難いアイテムです。

 

▼こちらの記事もご覧ください
ペーパードライバーは初心者マークをつけたら怒られる!?初心者マークについて調べてみました!

まとめ

運転感覚は、コツをつかんで何回も練習すれば身に付きます。次のポイントを参考に、怖い気持ちに打ち勝って運転下手コンプレックスを解消しましょう!!

怖い気持ちを克服するには
  • 走る前に準備する
  • 運転できる人に同乗してもらう
  • 何回も練習する
運転感覚を身に付けるには
  • 上手い人の特徴を真似をする
  • 車両感覚を身に付ける
  • 内輪差・外輪差を理解する